改訂稿
日本語版
現在の正式航路です。 夜の海、灯台、深海、霧、水平線をめぐる、 静かな航海記録。
『Moonlit Voyage ― 月夜の航海 ―』は、 Celeste Harbor の深海に置かれた、静かな航海記録です。
これは、到達の物語ではありません。
嵐を越え、霧に閉ざされ、深海を過ぎてもなお、
船がまだ進んでいることを記した記録です。
Harbor が帰る場所なら、Moonlit Voyage はその沖にある深い海です。 ここから先は、少しだけ静かに進みます。
現在の主航路は、物語として整え直された改訂稿です。 英語版と初版は、それぞれ別の航跡として残されています。
現在の正式航路です。 夜の海、灯台、深海、霧、水平線をめぐる、 静かな航海記録。
For readers beyond the harbor. The same quiet voyage carried into English, toward another shore.
最初に記録された航路です。 改訂稿の前に存在した、 原初の航海記録として残されています。
『Moonlit Voyage』は、何かを解決するための物語ではありません。 失われたものを取り戻す話でも、明るい場所へ急ぐ話でもありません。
ただ、夜の海に出た船が、 嵐、深海、霧、潮の流れを越えながら、 それでも沈まずに進み続ける記録です。
Celeste Harbor において、この本は「深海」にあたります。 港へ帰る前に、あるいは帰ったあとに、 もう一度だけ静かな海を見つめるための場所です。
数字は、物語の中に沈んでいる航跡です。 それぞれが、夜の海で見えた小さな標のように置かれています。
深海を見たあとも、港は残っています。 Celeste Harbor の入口へ戻るか、この場所が何であるかをもう少し読むことができます。